パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第5回


講師は竹内美江氏(株式会社サンデザインアソシエーツ ディレクター)。
企画からブランディング、パッケージ、セールスプロモーションまでのトータルプロデュースに従事されている竹内氏が、企業として生き続けるためにブランディングが大切な点や、BRAND EQUITY(ブランドが持つ資産価値)、パッケージデザインにおいて考慮すべきポイントなどを解説。
また、自身の取り組まれたいくつかの事例をもとに、ブランディングのプロセスとして、デザインでどのように企業の理念や商品価値、こだわりに共感してもらえるアプローチを行なったかを具体的に紹介。

各グループでのワークショップでは、「ギフトとしてのパッケージ企画」ということで、具体的な食品メーカーの商材を仮定し、商品テーマに対して、まず"理解する"ためのブランド(企業)イメージ・商材イメージ・ギフトイメージを出し合って、そこから次に"創る"ための商品コンセプトやポジショニング、ブランドプロミスを考え、最後にまとめとして「Creative Brief」でポジショニングステートメントに至る過程を体験していただきました。
受講者にとっては、パッケージをつくる前に企業や商材や市場をきちんと理解し、どのようにブランド価値や顧客ロイヤリティを確立していくのか、その道筋を考える大切な視点の講座となりました。

【日 時】2017年11月15日(水)16:00~19:00
【講 師】竹内美江氏(株式会社サンデザインアソシエーツ ディレクター)
【参加人数】16名




デザインプロデューサー育成セミナー報告 大阪デザインセンター主催「デザインプロデューサー育成講座」


先日、『デザインプロデューサー育成講座(プロジェクト全体を俯瞰してディレクションできるプロデューサーを育成するプログラム)』を、6回に亘って開催いたしました。

参加されたのは、ほとんど企業あるいは個人でデザインや商品開発に携わり、またはマネジメントをされている方々です。

まずは、経営者でデザインの力を実感された方の講義から始まり、デザイナー目線での発想~形づくり~伝えるところまでのディレクション、マーケティング視点からの商品開発のあり方、で折り返しました。後半は、デザイン思考とブランディングによって成長を遂げた企業の実践例、デザインとマネジメントの折り合いの付け方、そして最後にデザイン及びマネジメントとの橋渡しの重要性について豊富な事例を交えてお伝えし完了です。いずれも実体験を基に実践的で非常に内容の濃い講義となりました。

参加者の方々は、毎回何か持って帰って実践すべく非常に熱心に受講されており、講義が終わった後も講師の方に熱心に質問されている姿が印象的でした。

最終回の後でささやかな打ち上げを実施しましたが、一連の講義を通して新たな刺激を受けたためか、講師、関係者を交えて談論に多いに花が咲き、充実した講座を実感することができました。講師並びに受講生の皆さま、どうもお疲れ様でした。益々のご活躍をお祈りしております。




【SEMBAサロン82nd レポート】写真色彩をそのまま再現可能 ―RGBオンデマンド出力― (石倉慎二氏)


今回のSEMBAサロンは、株式会社因州屋の石倉慎二さんによる、「写真色彩をそのまま再現可能 ―RGBオンデマンド出力―」でした。

PCモニターやデジカメなどで使用されているRGBデータ(光の3原色)を印刷する場合、一般的には、一旦CMYK(色の3原色)にデータを置き換える必要があるため、どうしても色味が暗くなってしまいますが、今回石倉さんにご紹介いただいたRGB高画質出力印刷では、CMYKデータに置き換える必要がなく、PCやデジカメなどのRGBデータをそのままの色合いで出力できるということでした。

多数サンプルをお持ちいただき、参加者は実際にRGBで出力された印刷物を見ながら、その特徴を理解すると同時に、一般的な印刷では出せない色彩再現性の高さや画質の美しさに驚かれていました。
 

RGB高画質出力の特徴としては、データそのままの色合いで印刷できるだけでなく、光沢が失われず、指紋がつかず、文字も書き込めて擦っても消えないということで、現在では、建築・設計会社のフォトブックや、アイドル・バスケット選手のプロマイド、フォトカレンダーなどで使用されていますが、まだまだ普及率は数パーセントだということで、これからさまざまな活用性が広がっていくだろうということでした。また、1枚片面からという小ロットでの印刷が可能で、個別のDMなどの作成にも向いているということです。

参加者からは、どのような印刷機を使用しているのか、湿気による影響は?色のずれは?など多数の質問が挙がり、講師の丁寧な説明を受け、みなさん納得された表情で、和やかな雰囲気のもとセミナーを終了いたしました。
 

株式会社因州屋 http://www.inshuya.com/
 

【日 時】11月17日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】石倉慎二氏 (株式会社因州屋 印刷営業部 部長付)
【参加人数】4名




パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第4回


前回に引き続き、今回の講座も2部構成で開催。
前半は、弁理士の奥田利枝子氏(エルア商標意匠事務所 パートナー)が、
特許情報プラットフォーム(J-Platpat:特許庁が無料で公開しているデータベース)による意匠調査・商標調査
における掲載情報の留意点、意匠公法を見る際の注意点など、検索手法について実践的に解説していただきました。

後半の講師はパッケージデザイナーの大力千津子氏(株式会社イングアソシエイツ ディレクター)。
量販店で好ましいパッケージであるための条件や、女性に好まれる訴求アプローチ、またパッケージにコピーをいれるときの注意点を説明。
そして実習では、架空の商品のコンセプトシートに従って、具体的に仮定した新商品の包材に、商品名やコピー、キーワードをグループで出し合って落とし込みました。商品の独自性の追求、ほしくなる文言、伝えたいことの優先順位を考慮する中で、読もうと思わなくても目に飛び込んでくるコピー、そしてビジュアルとの連動性を理解できる実践的な内容の講座となりました。

【日 時】2017年11月8日(水)16:00~19:00
【講 師】奥田利枝子 氏(エルア商標意匠事務所 パートナー/弁理士)
    大力千津子 氏(株式会社イング アソシエイツ ディレクター)
【参加人数】15名




【SEMBAサロン81st レポート】日本の資材・素材がヨーロッパのプレミアム資材市場で好評だった理由 ~ポイントは、課題解決型ビジネスモデルとキーマン~ (大高申一)


今回のSEMBAサロンは、当センターの事業コーディネーター 大高申一による、「本の資材・素材がヨーロッパのプレミアム資材市場で好評だった理由 ~ポイントは、課題解決型ビジネスモデルとキーマン~」でした。


9月8日から12日まで開催された、パリの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」プロジェ部門出展とパリ市内のショップ視察の様子を現地の最新情報を交えて生の声で熱く解説。


ヨーロッパのプレミアムインテリア素材市場が求めるものや、欧米市場で売り込むために重要となるキーマンの存在、プレミアム市場の未来像など、ヨーロッパをはじめ海外への販路拡大を狙う企業にとって、ポイントがわかる貴重な話が聞ける報告内容になり、満員のサロンとなりました。また、今回はプロジェに関わった方々の参加もあり、ご意見も述べていただきました。報告終了後も来場者からの熱心な質問があり、大盛況となりました。


【日 時】11月10日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】大高申一 (大阪デザインセンター 事業コーディネーター)
【参加人数】30名

 
今回ご参加頂けなかった方や日程が合わなかった方を対象に、下記日程に同内容にてSEMBAサロンを開催させていただきます。ぜひご参加のほど、よろしくお願いいたします。
参加申込につきましては、こちらのページよりお願いいたします。

【日 時】12月7日(木)19:00~21:00
【会 場】大阪デザインセンター「SEMBA」
     大阪市中央区船場中央2-1-4-213 船場センタービル4号館2階
     (地下鉄「堺筋本町駅」真上 ⑧⑨出口に向かう改札を出てすぐ)
【参加費】¥500(ワンドリンク付)※大阪デザインセンター賛助会員は無料




デザイン・インターシップ2017 実習生インタビューをアップしました。


パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第3回


今回の講座は2部構成。
前半は、弁理士の奥田利枝子氏(エルア商標意匠事務所 パートナー)が、
知っておくべき「意匠権・商標権・著作権・不正競争防止法のポイント」について解説。
関連意匠や部分意匠の組合せによって、意匠権を幅広く保護することが可能となる点や、商標法における識別力、著作権の注意事項(フリー素材を利用する場合や外部のデザイナーを起用した際の契約上の注意点)など、パッケージデザインを守る知的財産権を実例を踏まえて幅広く説明いただきました。

後半の講師はアートディレクター、グラフィックデザイナーの大崎淳治氏(大崎事務所 代表)。
物語性のある実際のデザイン事例を制作プロセスから掘り下げて解説いただき、理念やブランドの重要性や、物語とデザインの関係性について考察。
モノと一緒にコトも一緒にパッケージしていくことで、モノの背景や本質を醸し出し、企業・商品と買い手との「絆」づくりができる点、豊かな物語性のあるデザインはコミュニケーションの風通しを良くする点を受講者の皆様に認識していただきました。

【日 時】2017年11月1日(水)16:00~19:00
【講 師】奥田利枝子氏(エルア商標意匠事務所 パートナー)
    大崎淳治氏(大崎事務所 代表)
【参加人数】16名




パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第2回


講師はデザインプロデューサーの坂元雄二氏(株式会社スタッフワーク 代表取締役)。
 
お客様がすでに持っている値段のモノサシ(値ごろ感)を意識することの大切さについて、 実際に店頭の商品パッケージ数点を事例に取り上げながら、商品の3要素「中身・パッケージ・価格」のバランスを、(1)トーン&マナー (2)お客様の利益 (3)アイキャッチ効果 (4)価格バランス (5)アイデンティティ の5つの側面から16名の4グループで考察しました。
加えて、実際に全受講者が会場近くのドラッグストア内の百均ショップで、ベストならびにワーストなパッケージデザインを購入して、お互いにその訴求レベルを評価しあって、良い点や課題をシェアしました。
 

「いくらで売る商品」のパッケージを作るのか、店頭でライバル他社の商品から学ぶべき点など、購買者や売場目線での商品パッケージ企画は作り手にとって重要なポイントだということを新たな視点から再認識できた内容でした。また、現役のパッケージ企画制作担当者である受講生同士の議論の中で、さまざまな発見や気づきも大いにあったように思います。
 
【日 時】2017年10月25日(水)16:00~19:00
【講 師】坂元雄二氏(株式会社スタッフワーク 代表取締役)
【参加人数】16名




デザインビジネスマッチング事例のご紹介(キッチン収納用品)


一般財団法人大阪デザインセンターが運営するデザインビジネスプロモーションセンター(DPC)では、
中小企業が新製品開発や販促活動など新たなデザイン導入に向けて、適切なデザイナーの
紹介や専門家による相談窓口サポートを行っています。
 
下記の事例は大阪デザインセンターにてデザイン導入の相談ならびにデザイナーの紹介後に
成果となったものです。
 
 
■株式会社伸晃/ベルカ事業部様(東大阪市) 
■製品名:「HANDY ZONE」シリーズ(シーンにあわせて選べる、便利なキッチン収納用品)
http://www.shinko-inc.co.jp/belca/category.php?pid=1&cid=20
■プロダクトデザイン:株式会社クオーレデザイン(大阪市中央区)
■パッケージデザイン:シオタニデザイン(河内長野市)




【SEMBAサロン81th】 日本の資材・素材がヨーロッパのプレミアム資材市場で好評だった理由 ~ポイントは、課題解決型ビジネスモデルとキーマン~ (大高申一)


募集人数に達しましたので、申込受付を終了いたしました。
 
大阪デザインセンターでは、金曜日夕刻に自由参加のサロンを開催しています。
今回のスピーカーは、当センターの事業コーディネーター 大高申一です。
 
大阪デザインセンターは、9月8日~12日開催のパリの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」のProjets (プロジェ)部門に、地域のインテリア素材の町工場7社を募って出展しました。
高級ホテルやブランド店舗の内装は、価格が高い分、アピールのやり方や意思決定権のあるキーマンが日本とは大きく違います。日本製品は価格でハンディを負っていますが、地域の職人技に、アルマーニやBMWから引き合いが来た理由と共に、プレミアム市場について考えてみたいと思います。