パッケージデザインセミナー報告大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第1回


毎回好評の当センター主催「商品パッケージ企画実習講座」が今年度も始まりました。
受講者はメーカーの商品企画・販売促進・デザイン担当者の皆様。
 
初回の講師はパッケージデザイナーの三河内英樹氏(株式会社イングアソシエイツ ディレクター)。
 
内容はパッケージデザイン概論、デザインプロセスについてということで、
構図・色・文字また競合品比較、シズルについての解説とともに、
世界のさまざまなユニークなデザイン事例も紹介していただき、
柔軟な発想から生まれる素敵なパッケージは共感力を生み、話題になるということも伝えていただきました。
 

ワークショップでは、「牛乳パッケージのリニューアルデザインを考える」ということで、
市販の牛乳パック4種(現物)について、アンケートや分析データ結果に基づき、
4つのチームで1種のリニューアルデザインに取り組みました。
そのパッケージの良さや課題、そして解決方法について、他の牛乳パックも参考にしながら、
各チーム内でレイアウト・文字・イラスト担当などを決めて、具体的なイメージを発表いただきました。
 
受講者の皆様には、限られた時間内での協議にも関わらず、パッケージを生み出す前の
表現に至るプロセス、細かな視点やまとめ方の手法は大いに役に立つものであったかと思います。
 
【日 時】2018年4月18日(水)16:00~19:00
【講 師】三河内 英樹 氏(株式会社イングアソシエイツ ディレクター)
【参加人数】14名




第一回「企業内研修」実施報告


大阪デザインセンターは、従来セミナーや講座を毎年開催しておりますが、企業様に講師の方をお連れして研修という形で実施させていただくのは、今回が初めての試みでした。
 
企業様は大阪市内で創業70年近い、皆さまにもお耳馴染みのある会社です。そして講師には、「ニフレル」「ハルカス300」のVI・ロゴ制作の他、数々のデザイン賞を受賞しておられる著名デザイナーの大崎淳治氏にお願いしました。
 
 
今回の発端は、責任者の方よりインハウスの若手デザイナーの育成についてお声がけを頂いたもので、何回かのすり合わせを経て時間をかけてプログラムを作る中で最適な講師と内容を決定していきました。
 
当日は、大崎氏がご自身の事例紹介とその創造にまつわるストーリーを惜しみなく披露していただきました。
 
受講生の方々は、身近なデザイン事例とデザインの実際について、半日に亘ってワクワクしながら、かつ熱心に聞き入っておられ最後の質疑応答でも活発な意見交換がみられました。
 
後日、受講生の方々からアンケートを頂きましたが、満足度が高く、また続けてお話が聴きたいというご要望も多く寄せられました。
 
受講生の方々には、今回の受講を糧として業務にも反映いただくことを願っております。
 
大阪デザインセンターは、数多くのセミナーを開催してきた経緯から多くの講師の方と接点を持っております。社内研修についても、お気軽にお声がけいただければ幸いです。




Knowledge Base Design様に賛助会員にご入会いただきました。


【SEMBAサロン88th レポート】「タイで感じるデザイン」(角元良氏)


今回のSEMBAサロンは、大阪・アメリカ村でWEBを中心とした制作を行っているTocoton(とことん)代表の角元 良さんに、「タイで感じるデザイン」というテーマのもとお話しいただきました。
 
角元さんは、毎年3~4回、アクティブにタイに通われているということで、今回は、タイで感じたデザインを通して、日本や大阪のデザインを再発見したお話や、タイは最近おしゃれでイケてる国になっている!など、いろんなエピソードを交えながらお話しいただきました。
 
 
角元さんが初めてタイを訪れたのが18年前。それからというもの、高度経済成長期の日本を思わせる活気や情熱に満ちたタイに魅せられ通うようになったのだとか。
一般的なタイのイメージでは、乱雑な街並みや、街中に屋台がごった返しているなどがありますが、それは昔の話で、今ではあべのハルカスを越える高さのビルが整然と立ち並び、屋台も減りおしゃれなカフェが多数出現するなど、変わりゆく姿を写真を比較しながらお話しいただきました。
 
デザイン的な視点でも、タイでは世界有数の観光都市に成長した中で、駅のサインやお店の看板、ポスター、メニューまで、タイ語と英語を同じ大きさで表示するなど、海外観光客の視点に立ったデザインが多く見られる反面、日本、大阪では、まだまだ日本語のみの表示が多く、遅れを取っていることなど、事例を上げながら分かりやすく解説いただきました。また、タイの人は大阪が好きなのか(気質が似ているためか)、なぜか「道頓堀へ行こう!」といった大阪案内の看板などもよく見かけるそうです(!?)
 
講演後半には、タイの食・生活事情、デザイン、ウェブ事情に至るまで、参加者から多数のユニークな質問が飛び交い、ひとつひとつ丁寧に解説いただくことで、みなさまタイについて楽しく理解を深めることができました。終了後の懇親会では、和やかな雰囲気のもと個別質問や参加者同士の交流で大いに盛り上がりました。
 
 
Tocoton(とことん) https://toco-ton.com/
 
 
【日 時】4月13日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】角元 良 氏 (Tocoton 代表)
【参加人数】9名




【SEMBAサロン87th レポート】「中小企業・メーカーとクリエイターの付き合い方(商品デザイン編)」(清水隆之氏)


今回のSEMBAサロンは、RISE. DESIGN代表の清水隆之さんに、「中小企業・メーカーとクリエイターの付き合い方(商品デザイン編)」というテーマのもとお話しいただきました。
 
清水さんは、プロダクトデザイナー・ディレクターとして活躍されており、ブランドディレクションを務めるバッグではグッドデザイン賞を受賞されました。
今回は、企業とデザイナーがお互いに気持ちよく仕事ができ、最高のパフォーマンスを発揮できるコツを、事例を交えながらお話しいただきました。
 

まず導入として、企業、クリエイターそれぞれの立場から見た、仕事をしていく上でのお互いの心構えや注意点などを細かく解説いただき、その後、実際にどのように仕事に取り組んでいくのかを具体的な事例を挙げながらお話しいただきました。
 
企業側であれば、デザイナーにデザインを任せて終わりということではなく、協業として考えて取り組むと良いものが生まれやすいということや、逆にデザイナー側も納品して終わりではなく、デザインから売れるまでをトータルで責任を持って取り組む必要があるなど、それぞれが押さえておくとよいポイントについて丁寧に解説いただきました。
 
また、デザインした商品を市場に出すまでの細やかなプロセス、商品をいかにブランディングし育てていくか、またどのように損益分岐点売上高を目指すか、類似デザインを出さないための知財対策など、ワンストップで手掛けていらっしゃる清水さんならではの視点でお話しいただき、参加された方の中から驚きの声も上がっていました。
 
終了後の懇親会では、お持ちいただいた事例のバッグを参加者が実際に手にしながら、和やかな雰囲気のもと個別質問や参加者同士の交流などで大いに盛り上がりました。
 
 
RISE. DESIGN https://www.rise-design11.com/
 
 
【日 時】3月23日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】清水隆之氏 (RISE. DESIGN代表)
【参加人数】7名




平成29年度「デザインによる子どもの創造性を育む教育モデル事業」 実施報告②


【SEMBAサロン86th レポート】「海外進出とデザイン対策」(上田幸和氏)


今回のSEMBAサロンは、有限会社インターデザイン研究所の上田幸和さんに、「海外進出とデザイン対策」というテーマのもとお話しいただきました。
 
上田さんは、日本をはじめ海外でも工業デザインのお仕事でご活躍されています。今回は、これまでの実務経験を踏まえ、海外進出する際にデザインに関して注意するべきポイントをお話しいただきました。
 

海外進出の第一歩として展示会への出展がありますが、ロゴマーク盗用や、著作権を侵害される恐れがあることなど、具体的な実例を挙げながら分かりやすく解説いただきました。
 
中国では、知名度やブランドの名前の力が大きいため、ブランド名を覚えてもらうことが第一になり、いかに自社ブランドを定着させるかについてお話しいただき、それと当時に発生してくるコピー対策についても解説いただきました。また、ミャンマー、ベトナム、イスラム圏、ヨーロッパなど、それぞれの国における特徴も解説。国によって知的財産に関する法律も異なり複雑となるため、進出する際はもちろん、撤退時にも専門家に相談するなど注意が必要とのことでした。
 
市場調査から登記など海外進出へのステップ、展示会出展時の注意点に加えて、それに伴う商標登録や特許についての調べ方まで、海外進出のノウハウをお話しいただき、皆さまとても興味深く聴き入っておられました。
終了後の懇親会では、和やかな雰囲気のもと個別質問や参加者同士の交流などで盛り上がりました。
 
 
有限会社インターデザイン研究所 http://www.inter-d.co.jp/
 
 
【日 時】3月16日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】上田幸和氏 (有限会社インターデザイン研究所、
      公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会 理事、特許庁 意匠派遣専門家 INPIT所属)
【参加人数】11名




Tocoton様に賛助会員にご入会いただきました。


平成29年度「デザインによる子どもの創造性を育む教育モデル事業」 実施報告


大阪デザインセンターではデザイン人材育成の一環として、平成29年度「デザインによる子どもの創造性を育む教育モデル事業」を実施しました。
この事業は、教育現場で活用できるデザイン手法を使った創造性教育のカリキュラム案を開発し、子どもたちが直接本物に触れ、モノやコトを身体全体で感じとり、豊かな創造性や発想力、他者への伝達力やコミュニケーション力を養うモデル授業として発展・展開していくことをめざしています。
 
平成29年度「デザインによる子どもの創造性を育む教育モデル事業」実施報告①
大阪市立大空小学校(住吉区)

 
大阪市立大空小学校(住吉区)のご協力を得て、平成29年11月、平成30年1月にモデル授業を実施しました。
アニメーションや演劇手法を用いてカリキュラムへの理解を助け、6年生は100年後の未来人のための寝坊防止装置「アートゴフン」を、5年生は宇宙のかなた「ディヤネン星」からやってきたディヤネン君のための「コロバヌ先のツーエ」を創作しました。
他者への共感やアイテムづくり、発表を通して「問題解決型デザイン力」を養いました。
 
 
<6年生>

演劇で未来人の世界へ導入グループでアイテムのアイデアをまとめる
協力してアイテムを制作アイテムの発表

 
<5年生>

演劇でディヤネン星人の世界へ導入ディヤネン星人の困っていることや、好きな色をヒアリング
協力してアイテムを制作デザインにもこだわったアイテムが完成
 
【場 所】大阪市立大空小学校(阿倍野区)
【日 程】平成29年11月27日(月)、平成30年1月15日(月)
【対 象】5年生、6年生
【主 催】一般財団法人大阪デザインセンター
【企画・運営】特定非営利活動法人フリンジシアタープロジェクト
 
 
 
 
平成29年度「デザインによる子どもの創造性を育む教育モデル事業」実施報告②
大阪市立丸山小学校(阿倍野区)

 
大阪市立丸山小学校(阿倍野区)のご協力を得て、平成29年12月、平成30年1月にモデル授業を実施いたしました。
丸山小学校でのモデル授業では1年生および3年生を対象として「〇△であそぶ」をテーマとして、身の回りにある様々な〇△を発見する、〇△を描く、構造の違いや形の意味も学びました。
〇△をかたどったパズルで立体作品や平面作品を作ることを通してカタチの面白さに気づき発見を得ることをねらいとしています。
 
 
<3年生>
〇△の構造を学ぶ〇△を描いてみよう
〇△のパズルを使ってお城を完成自分だけのイスをデザイン

 
<1年生>

身の回りにある○△を学ぶ○にこだわって作ったドラゴン
○△のパーツで平面作品をつくる雪だるまを表現。色も塗りました
 
【場 所】大阪市立丸山小学校(阿倍野区)
【日 程】平成29年12月1日(金)、8日(金)、平成30年1月18日(木)、25日(木)
【対 象】1年生、3年生
【主 催】一般財団法人大阪デザインセンター
【協 力】株式会社こふれ
     大阪市立デザイン教育研究所
     一般財団法人 大阪教育文化振興財団 キッズプラザ大阪
 
 
 

この事業は競輪の補助をうけています。

 



マッチング事例を新規1点掲載しました。(木製知育玩具の商品企画)